【作品名】ウルトラQ Unbalance zone 
【先鋒】イナズマ号 
【次鋒】空飛ぶ円盤 
【中堅】ケムール人 
【副将】ペギラ 
【大将】バルンガ 

【共通設定・世界観】原題「アンバランス」、放映当初は「アンバランス・ゾーン」という題で放映された、有名な番組の漫画版。 
「もし人類の日常文明のバランスが崩れたら?」 というテーマで毎回違った話が楽しめるというオムニバス形式の作品となっている。 
漫画では、厳選した6作品だけとなっている為、カネゴンが出てないのが残念だ。 


【名前】イナズマ号 
【属性】夢の超特急 
【大きさ】15m程度。 
【攻撃力】体当たり。見事に作中でもやっており、20〜30m程度の建造物が粉々に。 
【防御力】上記の体当たりで木っ端微塵になる程度。 
【素早さ】ロケットエンジン装備。フルスピードだと第一宇宙速度程度らしい。 
通常の営業運転だと、ロケットエンジンは使わずに時速400km程度。 
【長所】速い。 
【短所】相手がデカイと攻撃がただの自爆に。 
【戦法】とりあえず体当たり。相手がでかいとやばい。 


【名前】空飛ぶ円盤 
【属性】UFO 
【大きさ】半径500m程度の円盤。 
【攻撃力】ビームで人間大の宇宙人が一瞬で消滅。タメなし。射程は1kmほど。 
【防御力】大きさ相応。 
【素早さ】第三宇宙速度は出てるはず。反応は大きさ相応ということで。 
【長所】とりあえず速い・デカイ。 
【短所】ガラモンがエントリーできない…orz 



【名前】ケムール人 
【属性】ケムール人 
【大きさ】最大30m程度。 
【攻撃力】肉体から液体を出せる。 
射程は人間大の時点で2m程度だったので、30mの時では60m程度と見られる。 
この液体に触れたものは一瞬で消滅する。人間大の時に人間が一瞬で消えるくらい。 
このときの量が10cm×10cm程度。 一度に出している量は人間大のときで1m四方くらいだったはず。 
溶かすと言うよりその空間から消滅する感じ。
 
【防御力】肉体が液体で出来ていて、銃弾などは撃つだけ無駄。おそらく物理攻撃は限りなく無効。 
高いところから落ちて、肉体がバラバラに散らばっても一瞬で再生できる。 
素の防御は大きさ相応程度。 
【素早さ】時速100kmで走る車に余裕で追いつき、追い越し振り返って攻撃が出来る程度の反応とスピード(人間大時)。 
【特殊能力】巨大化:人間大のサイズから30mのサイズにまで巨大化可能。 
【長所】無駄に再生力が高い。 
【短所】最後は、東京都民や東京都内の各機関の協力によって、電波やそれに類するものが全て止められ、
        東京タワーから発射されたXチャンネル光波によって消滅した。 
【備考】 
◎「Xチャンネル光波」について(作中より抜粋) 
「周波数Xというのは、 光の波長である1ナノメートル〜1ミリの範囲を超えた超次元的周波といえるんです。 
単一の光波でも時間を超越して全方向に伸びますが、 
この周波数の発信源と受信源が同調することで時間を超越したタイムトンネルが発生するんです」 
「つまり、ケムール人はこのタイムトンネルを通って未来から過去であるこの地球に来ることが出来たのです」 
「…つまり、その一方が周波数を変えれば、タイムトンネルは閉ざされ…、本来あるはずの無い時間軸にある物体は消滅すると思われます」 

◎“超次元的周波”について(巻末の設定資料集より抜粋) 
プランク長さ・10の−33乗mの極微小の世界。ここに宇宙誕生の瞬間にあった10次元のうち、 
我々が知覚できる3次元と時間を除く6次元が取り残されてると言う。 
これこそ“超次元的”の世界ではないか。 
“Xチャンネル光波”とは、この領域の波動なのだろう。(中略) 
SFではよく「SETI」が成功しないのは、我々が使っている通信媒体のレベルが低過ぎて、気づいてもらえないのだという話がある。 
とすれば、“Xチャンネル光波”こそが、その高次元な通信媒体だったのではないだろうか。 



【名前】ペギラ 
【属性】怪獣 
【大きさ】40m程度。 
【攻撃力】冷凍光線:零下100度を超える光線。物体を凍らせるときに周囲に反重力現象を誘発し、 
4トン近くある雪上車が紙っぺらのように数km上空に舞い上がった。 
射程は1km程度。タメ無し。 凍結範囲は直径100m程度。
【防御力】大きさ相応。熱攻撃関係は苦手。 
【素早さ】ミサイルに反応できるか出来ないか程度。 
飛行速度は衝撃波が伴い、なおかつ1km程は一瞬〜数秒で移動している為、おそらく超音速レベル。 
【長所】山よりデカく見えるときも。冷凍光線がなかなか強力。 
【短所】ペギミンHと呼ばれる成分が苦手。 



【名前】バルンガ 
【大きさ】惑星サイズ〜太陽の3分の1程度〜太陽とほぼ同等の大きさ(作中最大) 
【攻撃力】大きさ相応。
【防御力】太陽の核エネルギー程度なら吸収→巨大化。
その際、太陽の熱程度ならば耐えている描写もあるため、熱にはかなり強いものと思われる。 
かなり大型の台風のエネルギーも吸収。 核ミサイルも吸収。水も分解して吸収。水も分解できることから、生物も吸収できると思われる。
最低でも恒星破壊未満の攻撃エネルギーは吸収できる。
ただし、エネルギーを介さない攻撃(存在消去など)は吸収できないものと思われる。
素の防御力は大きさ相応以上。 
【素早さ】地球から太陽まで極短時間で到着。(描写→推測) 
惑星間を移動する宇宙船に反応できるくらいの反応速度。
【特殊能力】エネルギーの吸収。核だろうが、電気だろうが、自分の周りにあるエネルギー全てを吸収する。。 
範囲は直径・自分の大きさ×5程度。エネルギーだけなら自分が触れなくても吸収できる。 
吸収後、そのエネルギーに相当するだけ巨大化する。 
【長所】恒星破壊以上でないと破壊出来ない。際限なく巨大化する。 
【短所】攻撃が単調。 
【備考】参戦状態は太陽程度〜。 
作中では倒されていない。 
宇宙空間に核撃って、そのエネルギーに誘われるように地球から追い出されたところで終わっている。 
なお、後ろの設定資料集で太陽を食っているシーンがある。
◎バルンガの設定
<前提>エネルギーとは、物を変化させるのに、必然的にもっているものの『落差』の量を指す。 
・バルンガは水素とヘリウムの形で身体を形成しエネルギーを蓄えている。 
・ガソリンなどの水素と炭素の化合物は体内で分解して身体と同じ物にする。 
・電気は熱と同じで直接身体を活発化するのでその『落差』を吸収する。 
・台風は全体を見た場合、ものすごい熱容量の大きい現象なので、中で交換している熱の『落差』を吸収する。 
その際、水を分解して水素もとっている。