【作品名】ウルトラ忍法帖シリーズ 
【先鋒】エース 
【次鋒】マン(巨大化) 
【中堅】キルエロイド 
【副将】21 
【大将】九虎魔王 

【作品紹介】 
作者は御童カズヒコ。複数シリーズがあるが、タイトルが変わっているだけで内容に特に違いはない。 
疾風ウルトラ忍法帖(全5巻)、ウルトラ忍法帖寿(全5巻)、ウルトラ忍法帖超(ウルトラ)(全四巻)、 
ウルトラ忍法帖輝(フラッシュ)(現在のもコミックボンボンで連載中)などのシリーズがある。 
ウルトラマン達が忍者として鶴亀の国征服を企む朧党の忍獣たちと戦うというのがメインストーリー。 
基本は子供向けギャグ漫画だが、時々シリアス編と呼ばれる全編真面目バトルが行われる長編がある。 
ちなみに2004年に講談社漫画賞児童部門を受賞する。 

【世界観について】 
人間、ウルトラ族、怪獣(忍獣)など様々な種族がごく普通に共存している。 
時代は江戸時代っぽいので(ただし拳銃があったりテレビやゲームがあったりもする)建物はほぼ全て長屋。 
よってテンプレにある屋敷や城などは現代のものよりは脆いだろう。 

【用語】 
ウルトラ族:サイズは人間と同じ。人間と同じように背が伸びたり太ったりする。 
      性別もあるし子供も産める。ほとんどのウルトラ族が光線を撃てる。 
      特撮のウルトラマンと違い、基本的に飛べないし宇宙空間での生存も恐らく無理。 
忍獣:恐らく忍法を使う怪獣のこと。サイズは人間サイズから50m以上のものまで様々。 



【名前】エース 
【属性】ウルトラ族、無宿者 
【大きさ】人間並 
【攻撃力】無宿剣法バーチカルギロチン:剣術。長さ約10m直径2mの怪物を輪切りにできる。 
 無宿殺法発刀術メタリウム光線:刀から出す光線。刀を縦に構えることで発射可。 
                    威力や射程は恐らくマン(通常)のスペシウムと同格。 
     メタリウム光線+タクワンとウメボシ:メタリウム光線の威力が十万倍に増す(設定)。 
                       射程は恐らく変わらず。 
【防御力】高さ100mの山二つ破壊できる九虎魔王の光線をくらっても戦闘続行可能。 
【素早さ】反応速度はマンと互角。 
     移動速度は忍者ではないのでマン(通常)に比べると遅い。ただし3m程度なら一瞬で詰められる。 
【特殊能力】タクワンとウメボシがあればエースの技の威力は十万倍に増す。 
【長所】本気になればマン(通常)と互角。dでもないタクワンとウメボシパワー。 
【短所】普段はアホな貧乏人。 

【名前】マン(巨大化) 
【属性】ウルトラ族、忍者 
【大きさ】約50m 
【攻撃力】スペシウム光線:ザラガスを一撃で撃破。威力や射程はマン(通常)より巨大化分上がっている。 
【防御力】マン(通常)が巨大化したぐらい。 
【素早さ】マン(通常)より巨大化したぐらい。 
【特殊能力】なし 
【長所】何気にオリジナルよりでかい。 
【短所】大きくなって調子にのり、ザラガス以上に大暴れ。 
【備考】マンがでか薬を飲んで巨大化。メンバー候補だったザラガスを全く寄せ付けないほどの強さ。 



【名前】キルエロイド 
【属性】忍獣、炎鬼 
【大きさ】人間並 
【攻撃力】爆炎羅王波:自分の前方20mほどの大地を砕く地から吹き上げる火炎。炎の高さは2〜3m。 
     灼熱炎燬砲:腕から放つ射程5m前後の火炎弾。タメはほぼなく一瞬で撃てる。 
           高さ100mの山を二つ破壊できる攻撃で戦闘続行可能程度の者と 
           同格の防御力と思われる人間大の敵を一撃で焼き殺す。本人曰く五万度の炎。 
     火炎魔導蜘蛛:体内に約百匹程度、蜘蛛を飼っている。撒布は恐らく一瞬。 
            相手の体内に潜りこみ、一匹でも体の内側から人間サイズの相手を燃やせる。 
     纏身紅蓮:体当たりで岩壁に直径2〜3m程度の穴を開ける。 
【防御力】人間サイズの怪物を簡単に切り裂ける技をくらいながらも相手を攻撃できる。 
     全身炎に包まれても何ともないようなので多少の炎耐性があるらしい。 
     纏身紅蓮:全身が炎なので刀で真っ二つにされてもすぐにくっつく。多少の水も意に介さない。 
          マン(通常)のスペシウム光線もすり抜けて無効化。 
【素早さ】通常時は移動速度、反応速度ともにマン(通常)と互角か少し上な程度。 
     纏身紅蓮:一瞬で8〜9mほど飛行可能。 



【特殊能力】纏身紅蓮:全身を炎と化す。一瞬で発動。周囲を真空にされると元の姿に戻る。 
           自分から元に戻ったことがないので、戻るということは考慮しないとする。 
           また纏身紅蓮を使ってる間は体当たり以外の攻撃をしたことがない。 
【長所】高い攻撃力とシリアス編限定のキャラならではの真面目な強さ。 
【短所】纏身紅蓮状態の時に他の技を使ったことがなく、自分から元の姿に戻ったこともない。 
【戦法】通常(纏身紅蓮を使用していない)状態で参戦。人間サイズの相手は接近し灼熱炎燬砲。 
    10m以上の相手には爆炎羅王波や接近して灼熱炎燬砲。 
    それで勝てないようなら纏身紅蓮で分けを狙う。 
【備考】九虎魔王配下の四鬼獣の一人。タロウ、レオ、ササヒラーと主要キャラを三人殺す。 
    見渡す範囲を焼け野原にすることもできるが方法が分からないので考慮不可能。 
    また纏身紅蓮の体当たりは「当たったらやばい」といわれているが、 
    言っているのが防御力が曖昧なササヒラーなので、ササヒラーにとってだけやばいのか 
    周囲にいるマン達にもやばいのかよく分からないため考慮しない。 



【名前】21(ツーワン) 
【属性】ウルトラ族、赤ちゃん 
【大きさ】赤ちゃん並+直径約50cmほどの玉に乗っている 
【攻撃力】21の光線:射程10m程度の光線。身長約25mの相手を一撃で倒す。タメなし。 
     ストリウム光線:タロウの技。タロウが使った時は鉄の壁に直径3mの穴を空ける威力。 
             21が使った時は成人男性サイズの敵5人を倒す技で無傷の相手を一撃で倒す。 
             射程は最低1qはある。手を組むだけで発射可能。 
     ウルトラフリーザー:タロウの技。前方約5m四方にいるキルエロイドの蜘蛛全て凍結。 
               タロウ曰く絶対零度。技名をいえば発動。 
     朧忍法鎌鼬:ササヒラーの技。真空で成人男性サイズの相手を容易く切る。 
           自分の周囲を切るまくることで真空空間を発生させキルエロイドの火炎も消す。 
           射程は自分の手から約10cm程度。腕を振ることで使える。 
【防御力】素の防御力はマンがダメージを負う攻撃をくらって平然としてたのでマン以上(描写から推測)。 
     実際、高さ100mの山二つ破壊できる九虎魔王の光線をくらっても戦闘続行可能(描写)。 
     シールド:直径約3mの球状のシールド。任意発動。シールドをはったまま移動可能。 
          約100mの範囲に高さ約5mの爆発の攻撃を完全に防ぎ切る。 
          またシールドをはっていれば物理的な壁をすり抜けられる。 
【素早さ】移動速度は本人は赤ちゃん。しかし玉に乗っていれば一瞬で5m程度飛行可能。 
     反応速度はよく分からない。達人並か。 

【特殊能力】乗っている玉の中のタロウ、レオ、ササヒラーの魂を通じて彼等の技を使える。 
      21が見たこともないはずの技も普通に使えていたので、恐らく三人の技を全て使える。 
      更に、のちには三人の肉体を完全蘇生させる。 
      「うぱー!」と叫び頭上に直径1m程度の時空の穴を開ける。その穴を通り時空間移動可能。 
      穴を開けず、突然別の時空からこちらの時空に出現して敵を攻撃したこともある。 
      別の時空からこちらの時空にいる者の様子を見たり感じたり、多少の干渉は出来る。 
      干渉の例:別時空からこちらの時空で撒布されたガスを消し去る。 
           別時空からタロウ、レオ、ササヒラーの魂を呼び出して玉を作る。 
      ただし別時空から直接、誰かを攻撃したことはない。 
【長所】21、タロウ、レオ、ササヒラーと四人分の技が使えること。 
【短所】道具が必要な技は恐らく使えない(タロウの麻酔注射など)。 
    またレオとササヒラーの技のほとんどが詳細不足。特にレオの「技盗み」が詳細不足なのが痛い。 
【戦法】小さい相手なら接近しウルトラフリーザーで凍結。 
    大きい相手は21の光線やストリウム光線、ウルトラフリーザーで頑張るか、 
    搭乗者がいそうな相手なら、シールドをはって内部侵入を試みる。 
    素早くて捕らえ切れない相手は、一度別時空に移動してそこから相手の様子を伺い隙をつく。 
【備考】九虎魔王に匹敵する能力を持っている。 
    他にも能力はあるが役に立ちそうになかったり詳細不足だったりする。 



【名前】九虎魔王(こうまおう) 
【属性】破壊と滅亡の王 
    宇宙誕生以来、全ての時空における生物のありとあらゆる欲望の思念がこり固まって生まれた怪物 
【大きさ】全長約200m 
【攻撃力】口から光線を吐く。射程は200m程度はあるだろうか。高さ約100mの山二つを消滅。タメなし。 
     長さ約80mの触手をぶつけたり、触手の先から細い光線も撃てるが威力不明。 
【防御力】大きさ相応以上。瞳にマン(通常)のスペシウム光線をくらっても全くビクともしないが 
     九虎魔王と神経が融合したお頭が苦しんでいたので、どうやら多少の痛みは感じているらしい。 
【素早さ】大きさ相応以上。マン(通常)と互角かやや劣る程度の奴に触手を当てたりできる。 
【特殊能力】 
【長所】作者公認の単体では最強の敵。 
【短所】名前の漢字が難しすぎて出せない(本来は【九虎】で一つの漢字)。 
【備考】ウル忍にいくつかあるシリアス編の一つ「九虎魔王編」のラスボス。モデルはゴーデス。 
    配下は四鬼獣(氷鬼ザム&デモス、炎鬼キルエロイド、雷鬼ジャミラ、呪鬼アブドラールス)。 
    理性も何もなくあるのは破壊のみ。かつて別の時空にあった世界を滅ぼした。 
    仮の姿の時(人間サイズ)には、時空の穴を通して死んだ四鬼獣の技を呼び寄せたり 
    特別性の時空の穴で相手の五体を引き裂き別時空に飛ばす技(未遂)等も使えるが 
真の姿の時は理性がなくなっているため使えない。 
    ちなみに大きさ200mとは周囲の山や砦を比較対象とした場合で、 
    額のお頭(人間サイズを比較対象にした場合は全長80m程度しかないようにも見える。 



【参考用テンプレ】 

【名前】マン(通常) 
【属性】ウルトラ族、忍者 
【大きさ】人間なみ。 
【攻撃力】スペシウム光線:体長約15m、太さ2〜3mの怪獣を一撃でバラバラに。 
             射程は最低1qはある。手を十字に組みだけで発射。 
【防御力】高さ100mの山二つ破壊できる九虎魔王の光線をくらっても戦闘続行可能。 
     高さ50mの城を消し飛ばす直径60m程度の爆発の中心地にいてボロボロになるもわりと元気。 
屋敷が吹っ飛ぶ大爆発でもこげただけで何ともない。 
銃弾が頭にめり込んでも少し倒れるだけで結構平気。 
【素早さ】忍者なので相当速く一瞬で5〜6mほど移動できる。ジャンプ力も一瞬で5m跳べるほど。 
     5mほど先から撃たれた普通の銃弾並の速度があると推測される光線銃の連射をかわせる。 
     (この世界には一般的に普通の拳銃が普及していて、光線銃を作ったのはかなりの天才科学者) 
【特殊能力】特になし。 
【長所】ウル忍のリーダー格(お頭のゾフィー除く)。 
【短所】バカ。 
【備考】忍術は色々あるが、ほとんどがギャグ技っぽいので明らかにガチのスペシウム光線だけ書いた。 

【名前】ザラガス 
【属性】忍獣 
【大きさ】約50m 
【攻撃力】城の最上階をパンチ一発で破壊。ただ歩くだけで長屋を踏み潰せる。 
【防御力】最低でも大きさ相応以上。マン(通常)のスペシウム光線が全く通用しない。 
     麻酔注射攻撃もでかすぎて効かない。マン(巨大化)のスペシウム光線の一撃で撃破された。 
【素早さ】大きさ相応の常人並か。走ったことはなく、のしのしと歩く。 
【特殊能力】 
【長所】ウル忍に出て来る忍獣にしては珍しくでかい。 
【短所】あまり利口じゃない。メンバー候補だったが入れなかった。