【作品名】Gの影忍
【先鋒】MS忍者with火縄メガ粒子砲
【次鋒】コウリュウinバウ=ドラゴ
【中堅】“それ”の尖兵
【副将】リョウガinG
【大将】“それ”の母体

【作品紹介】その体鬼神のごとく その瞳菩薩のごとし 駆けること光のごとく 走ること疾風のごとし
      死してもなお屍を残さず 生きていようと影のごとく――   その名も―――

      超人的な技量を持つ忍者が戦場の闇を跋扈し、忍犬が犬型MSに乗って地を駆け、
      ゲストキャラのシャアはビームサーベルを素手で白刃取りする……
      時代小説・忍者小説のノリを(よりコミカルにして)ガンダム世界にそのまま持ち込んでしまったこやま基夫の怪作。
      長谷川裕一の「逆襲のギガンティス」と並ぶトンデモガンダム漫画の双璧としてごく一部で有名である。

・MS忍者の一般的な能力(次鋒・副将は当然これ以上の能力を持つ)
【大きさ】0079〜0090年ぐらい?のMSを使用。大体20m前後。
【攻撃力】剣・槍・手裏剣等の近接戦兵器を好み、火器はあまり使用しない。
     いずれもMSや戦艦(大体200m位・ただし一撃で真っ二つという感じではない)程度なら簡単に切り裂き破壊できる。
【防御力】下記の戦闘速度でビルに激突しても平気。(大将の技で)強制的に大気圏突入させられても途中までは何とか耐えられた。
【素早さ】一瞬に数百m程動く速度で飛び回りながら斬りあいができる。その動きは普通のMS乗り(鍛えた人間程度はあるだろう)
     が反応できないどころか姿を見ることさえできない(「常人の認識さえかなわぬ」という解説文あり)。
     移動速度は月軌道から木星まで数日程?で移動できる。明白な描写は無いが独力での大気圏離脱も可能?
     参考引用:駆ける駆ける 忍に関してもっとも驚嘆することはそのスピードである
          ある文献によれば一夜のうち四パーセク(約13光年:作成者注)を駆けたとしるされている
          筆者が思うにこれなどはあきらかに誇張であろうが 忍という奇異な存在ゆえに
          このような伝承がなされたことは想像にカタクナイ(司馬遼太郎の作風っぽく書いた文らしい:作成者注)
【特殊能力】8Gの重力下でも常人並みの動きができる(これで一人前の忍者としての最低レベル)。
      様々な忍術を使える(別のMSに化ける(化けた相手の仲間も見抜けなかった)等)。



【名前】MS忍者with火縄メガ粒子砲
【属性】MS忍者と大型火器
【大きさ】MS忍者の方は一般的なMS忍者と同じ位。火縄メガ粒子砲は100m強。
【攻撃力】MS忍者の方は一般的なMS忍者と同じ。
     火縄メガ粒子砲:幅1km程のビームを発射する。副将から発進した人型個体の70%を殲滅した。
             射程数百km以上。どうも一戦闘中は一回しか使用できないらしい。
【防御力】MS忍者の方は一般的なMS忍者と同じ。火縄メガ粒子砲の方は不明。大きさ相応の金属構築物程度?
【素早さ】MS忍者の方は一般的なMS忍者と同じ。火縄メガ粒子砲の方は不明。
【特殊能力】一般的なMS忍者と同じ。
【長所】火力が高い。
【短所】描写が少ない。



【名前】コウリュウinバウ=ドラゴ
【属性】MS忍者
【大きさ】一般的なMS忍者と同じ位
【攻撃力】隠しビームサーベル:両腕の肘部分にビームサーベルを内臓(使用の際は肘から先を切り離す)。
               威力は一般的なMS忍者と同等と思われる。
     尾:後頭部から30m弱ぐらいの尾のようなパーツが伸びている。振り回して分離個体を簡単に両断できる。
       相手に巻きついて拘束することも可能(サイズの関係で極端に大きかったり小さかったりする相手には使えないだろう)。
       また切り離すことも可能。一度切り離してもまた戻すことができる。
【防御力】恐らく一般的なMS忍者と同じ位と思われる。
【素早さ】明らかに一般的なMS忍者以上。分離個体を余裕で倒せる。
     バイオ・ガンダムの触手の攻撃をよけ切れなかったもののギリギリ致命傷は避けることができる。
【特殊能力】特になし。
【長所】生き残り、任務を達成するためには仲間を見殺しにすることも厭わない。
【短所】攻撃力描写に見るべきところが無い。 



【名前】“それ”の尖兵
【属性】“それ”の尖兵(生物っぽいが詳細は不明)
【大きさ】100m弱程
【攻撃力】触手:複数の触手を伸ばす。一般的なMS忍者位やリョウガの「G」を貫く。射程数百m。
        分離個体を余裕で倒せる反応を持つMS忍者も避けきれない。
     同化:敵を取り込んで吸収することができる。触手に貫かれたMS忍者が中の人間諸共数秒で完全に同化されてしまった。
【防御力】触手は一般的なMS忍者のビームサーベルで斬れるが、本体は無傷。
【素早さ】一般的なMS忍者と同等かそれ以上の反応。移動速度は一般的なMS忍者が逃げ切れない程。
【特殊能力】特になし。
【長所】生物・非生物双方に有効な同化能力。
【短所】それ以外が微妙といえば微妙。



【名前】リョウガinG
【属性】MS忍者
【大きさ】一般的なMS忍者と同じ位
【攻撃力】金剛宝虚空剣:名匠が鍛えし業物のビームサーベル。「この世に斬れぬ物なし」と言われている。
            最大で自分の全長と同じ位の長さにまで伸ばすことができる。バイオ・ガンダムを一撃で両断した。
     イズナ落とし:別名、大気圏突入奥義。相手に組み付いてラグランジュ・ポイントのコロニーから地球まで飛翔、
            そのままの速度で大気圏突入し地表に相手を叩きつける究極の荒技。
            大気圏突入時の熱や衝突の衝撃(数百m〜1kmの爆発が起きる)は相手が全て受けるので自分は無事。
【防御力】MSがバラバラになる銃撃を受けてもダメージ小、戦闘継続可能。
【素早さ】反応は明らかに一般的なMS忍者より上。分離個体をあっさり倒せる。一般的なMS忍者と一対二で戦っても無傷で勝てる。
     また戦闘速度も次鋒より速い。邪魔が入らない戦いの場所を選ぶ為に地球近辺から太陽まで移動した(数分〜数時間位?)。
     7秒の間に移動用の凧を組み上げ→太陽の表面から太陽の水平線が見渡せるほどの高さまで移動の一連の行動ができる。
【特殊能力】太陽の表面にとどまりつつ戦闘可能。更に太陽の炎の中に潜って移動できる。
      自分の殺気を消し、また敵の殺気を感知できる。
      作中では自分と似たMSに乗り無数の鏡に映った自分の姿に紛れて攻撃する敵の場所を正確に見抜いた。
      忍法大黒落とし:要塞・拠点等の急所や弱点を探し当て、そこを潰すことにより単機でも城を落とすことができる術
              (術というよりは技能・技術の類だろう)。初めて侵入した要塞の動力炉を短時間で発見、破壊した。
              相手が巨大でMSが進入できうる場合に有効?
      ミノフスキー隠れの術:ミノフスキー粒子にトリカブトやマツの実等を混ぜ粉末状にしたものを散布する術。
                 100m未満の距離にいる敵もレーダーでこちらの姿を捉えられなくなる。
                 風に流されるので長時間は維持できないと思われる。
      変わり身の術:周囲の物体や何処からか取り出した木等(太陽のような場所でも何処からか取り出していた)
             を身代わりとして瞬時に攻撃を回避する術。優れた忍者も見切れなかった。
             変わり身が明らかになった時には既に100m程離れたところに移動している。
【長所】忍者達にも認められた最強の男。
【短所】かつて愛した女性を守れなかった。
【備考】Gの影忍と呼ばれる本作の主人公。彼のMS「G」はヒュウガの遺言で託されたG−3ガンダムを改造したものである。 


【名前】“それ”の母体
【属性】星々の生命を監視し、必要と判断した場合は生命を滅ぼす存在(生物っぽいが詳細は不明)
【大きさ】約2km
【攻撃力】内部で20m程の触手を伸ばす。一般的なMS忍者位なら軽く貫ける。外部の敵に対しては直接の攻撃手段は無い。
【防御力】表面で数百mの爆発が起きても外壁が一枚吹き飛ぶだけで内部は無傷。内部でMSが爆発して数十mの爆発が起きても平気。
【素早さ】リョウガの動きに反応して幻覚を見せることが可能。移動は可能なようだが速度は不明。
【特殊能力】分離個体を産みだし操ることができる。木星から地球を監視できる。
      敵の写し身を作り出すことができる。作中では副将を写し身することによってバイオ・ガンダムを作り出した。
      幻覚:敵の心を読んで幻覚を送る。愛するものの姿を見せ戦闘意欲を奪ったり、味方を敵と誤認させて同士討ちさせたり、
         または自爆させたりもできる。モニター越しにも有効。内部外部問わずに使用可能。外部での射程は数十km以上。
【長所】かつて数多くの生命体を葬りさってきた。
【短所】リョウガを通して人間の全てを理解し、消滅を受け入れた。



【名前】分離個体
【属性】“それ”の兵隊(生物っぽいが詳細は不明)
【大きさ】一般的なMS忍者と同じ位
【攻撃力】一般的なMS忍者を押し潰すパワーがある。下記の速度での体当たりで一般的なMS忍者を一撃でバラバラにする。
【防御力】下記の速度で一般的なMS忍者に体当たりしても平気。
【素早さ】反応は一般的なMS忍者よりもやや上か。一瞬で500m以上移動する速度で体当たりできる。
     移動速度は約4000km離れた敵とを短時間(数分〜数十分?)で接触することができる
     (但しこの時は敵であるMS忍者も全速で分離固体の方に接近していた)。
【特殊能力】敵の心を読み、その敵が最も恐れるものに変化できる。乗り物等の内部にいる相手にも有効。
      MS忍者との戦いでは「己れが醜い姿こそ真の恐怖」ということでMSのような形に変化した。
【長所】変化能力。
【短所】リョウガなどの実力上位の忍者にとってはやられ役。
【備考】作中では律儀にMS忍者たちの数に合わせて108体登場した。


*参考テンプレ
【名前】バイオ・ガンダム
【属性】“それ”の兵隊(生物っぽいが詳細は不明)/最強の男であるGの写し身
【大きさ】30m程
【攻撃力】一般的なMS忍者を押し潰すパワーがある。パンチ一発で一般的なMS忍者を倒した。
     触手:全方位に細い触手を10本程伸ばす。一般的なMS忍者を一撃でバラバラにする。射程100m以上。
        分離個体を余裕で倒せる反応を持つMS忍者もかわしきれなかった。
【防御力】ゼロ距離で数百mの爆発を起こす自爆を受けても無傷。
【素早さ】分離個体を余裕で倒せる敵より上。リョウガinGと同じ速度で移動しながら戦闘できる。但し母体から離れることができない?
【特殊能力】縄抜け:拘束された状態から体を変形させて脱出できる。
      幻像:視覚的な幻像(作中では自分の姿のみ)を作り出す。動かすこともできる。優れたMS忍者でも見切れなかった。
      母体の表面か内部なら母体に潜り込み(一瞬で潜り込める)、リョウガinG相手に先回りできる速度で移動できる。
【長所】高い防御力。
【短所】母体から離れた描写が無い。