【作品名】されど罪人は竜と踊る 【共通設定】 ・咒式 咒式とは作用量子定数と波動関数に干渉し、 局地的に物理法則を書き換えにありえないことを引き起こす、体系付けられた魔法のようなもの。 第一階位から第七階位まであり、数字が大きいほど強力。 発動には魔杖剣(剣に引き金がついたような形状?)とそれに装填される咒弾が必要。 ただし、魔杖剣などの道具は補助のためのものであり 個人で大きな咒力と演算能力を持っているなら魔杖剣を必要とせず咒式を使える。(アナピヤなど) 例外として、され竜世界における竜は、強大な咒力と演算能力を持ち 進化の過程で咒式の発動方法などを本能的に身につけているため素で咒式を使える。 ・咒式の発動プロセス 魔杖剣に組み込まれた宝珠の超演算能力を借り、 咒式の「咒印組成式」「演算式」「具現化式」などを組み立て、処理する。 →魔杖剣の引き金を引く。 →咒弾と魔杖剣の刀身によって咒式を発動させるための位相空間を作り出す。 →発動。 発動に要する時間は式を組み立てる時間+引き金を引く時間で、 低階位の咒式が0.2〜0.3秒、高階位が遅くとも0.5秒程度だと思われる。 これとは別に、意識せずとも常に発動している恒常咒式があり、 ユラヴィカの光ファイバーの神経系やムブロフスカの干渉結界、重力制御がこれに当たる。 ・咒式の射程 基本的に、咒式は相手との正確な距離を掴む必要があるため スコープ等の補助が無い限り相手に命中させるには100m程度が限界だと思われる。 ※範囲攻撃を除く 【作品名】されど罪人は竜と踊る 【名前】ユラヴィカ・イシュドル・タルク・エルレイン・ゾソ 【属性】咒式士 【攻撃力】屠竜刀ゾリューデによる斬撃。剣術は一流以上。相手の剣と鎧ごと体を切断した      また身体能力も恐ろしく高く、蹴りで相手の頭蓋骨を粉砕した。寝技、関節技は超一流のレベル      以下の咒式にて100m前後の距離からでも攻撃可能。発動は一瞬(亜音速〜音速)。 <晶結葬棺>大地の二酸化珪素を組み替えて、六方晶系の結晶構造の水晶を合成し、        一瞬で相手を水晶の棺の中に密閉して殺害する。 <曄樹内刃葬林>水晶の粉を発生させ、相手がこれを吸引すると体内で爆発的に増大し           内臓や肉を傷つけながら皮膚を突き破り、全身を覆って窒息死させる。 <珪振鑢削喰唱>超音波と高周波を発生させ、相手の体表面に付着させた           炭化珪素の粉末を超高速振動させて相手の体を削り取る。 【防御力】 <灼珪冑鎧甲装>窒化珪素焼結体の全身鎧を一瞬で形成。           四千度の高熱、数万ボルトの電撃を防ぎ、槍での刺突もはじいた。           また、鉄より軽いため動きの妨げにはならないらしい。 <晶珪連結癒>傷口を珪素繊維で連結させる。腕が千切れたくらいなら完全に修復できる 【素早さ】光ファイバーの神経系を全身に張り巡らす恒常咒式が作動しているため、亜光速の反応が可能 <光晶速疾驅法>身体能力を上げる。速度について具体的な描写はなし。常人には霞んで眼で捉えられない。 【長所】近距離では剣術、遠距離では咒式、密着戦では関節技でオールマイティに戦える。反応の早さ。 【短所】強かった相手の顔を珪素の結晶の中に保存する性癖があり、作中ではそれが原因で負けた。