【作品名】ザ・サード 【名前】クエス 【属性】不明(汎宇宙的生命体らしいが、未確定) 【説明】世界観:分岐型無限多元宇宙 正確には、ifが無限に連鎖していく量子論的並行宇宙 +分岐した未来は互いに影響を与え、干渉しあう、 交錯宇宙という世界観である。 (6巻(上)P63,64より) 汎宇宙的生命体:多元世界を構造的に掌握し、 任意に介入しうる非物質型の生命体 (本文の説明より) クエス:「空間や時間に縛られた生物」とは無縁の存在。 空間や時間に縛られていないにも拘わらず、 火乃香にコートを切られている(5巻より)が、これは、 火乃香の気が時間も空間も超越する特殊な概念だったためだと考えられる。 誰一人、そうと気づかないうちに、瞬きする時間も手間もかけず 世界すべてを消すことができる。 これはあらゆる種族の歴史、固体の記憶=時空に刻まれた 痕跡をなかったことになる(=時間線を喰いつくす)。 プロメテウスを簡単に消せると言った後、 「よくあることさ。ものごとが起きたか起きなかったかなんて 所詮確率の問題にすぎない。 キミ(プロメテウス)を含まない歴史はいくらでもある。 ちょっとした分岐だよ」 このように説明している。 ここから、量子論的並行宇宙の無限のifを組み替えることで 何でも出来るのだと推測される。 具体例としては、上記の ・プロメテウスが誕生したことそのものを無かったことにする の他に、 ・プロメテウスが作った宇宙で、プロメテウスより格上のイクスの能力を制限する (イクスからはプロメテウスは見えるが、プロメテウスからはイクスがまったく認識出来ない) ・ブラックホールをまったく誤差なく正四角形に 配置することで作られた檻からプロメテウスを開放する といったことが出来た。 【短所】他のキャラが色々やっているのをニヤニヤしながら見るのが好きなので まともに力を発揮したことがほとんどない。 【備考】現時点(『ザ・サードY 異界の森の夢追い人』まで)では作品が完結しておらず、 クエス関連の話は本筋なので今後さらに情報が増える可能性が高い。 【画像】クエス 【考察】各宇宙に縛られないタイプの、一次無限多元宇宙全能と扱ってよいと思われる。 というかほぼQと同じ設定である。